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> 原爆による被害
1945年8月9日
原爆による被害
B-1 原子野と化した長崎の街
B-2 浦上天主堂の惨状
B-3 長崎原爆投下までの経過
B-4 被爆した長崎の街
B-5 熱線による被害
B-6 爆風による被害
B-7 放射線による被害
B-8 救援・救護活動
B-9 永井隆博士
B-10 被爆者の訴え
核兵器のない世界
ビデオルーム
原爆による被害
B-8 救援・救護活動
原爆は、定められていた医療救護体制にも壊滅的な打撃を与えた。生き残った医師や看護婦らによって、救護活動が始められたが、器材や薬品が不足し、被爆者に対して応急措置さえ十分に施せる状態ではなかった。こうした混乱の中、救援列車が走った。燃えさかる炎の中を爆心地を目指して進み、途中で停車したが、多数の負傷者を沿線の病院へ運んだ。夕方近くには近郊の海軍病院などの救護隊が、夜になって県下の町村ごとの警防団を主力に組織された救援隊がそれぞれ長崎に入ってきた。
『被爆者救援列車』 寺井 邦人氏画
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