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核兵器の廃絶へ

 1945年8月9日、たった一発の原子爆弾によって、一瞬にして長崎の街は廃墟と化し、14万人もの死傷者をだしました。
 被爆者と被爆地長崎の市民は、原爆被爆の悲惨な体験をもとに、長崎を最後に二度と核兵器による悲劇が繰り返されないよう、核兵器のない世界を実現したいと願っています。
 しかし、今もなお、アメリカ、ロシア、英国、フランス、中国のほか、インドやパキスタン、イスラエル、2006年に核実験を実施した北朝鮮などで、2万発を超える核兵器が存在しています。
 長崎市では、核実験への抗議や平和宣言などで核兵器廃絶のアピールを行い、原爆展などを通じて核兵器の非人道性を訴え、同じ被爆地の広島市や国内外の平和を希求する市民と連携を図り、核兵器のない世界を目指して核兵器廃絶に取り組んでいます。
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