1　玉石

護国神社（爆心地から約800ｍ）の境内に敷き詰められていたもの。熱線により露出部分が黒く変色している。
（サイズ：3.5×7×5）

2　丸瓦

熱線の直射を受けた瓦の表面はすべて沸騰して泡立ち、被爆瓦特有の発泡状の痕跡を残した。近距離のものほど泡は大きく、想像を絶する熱線の恐ろしさを示している。実験の結果では、４秒間、1,800度の高熱にさらすと同じ現象が現れる。被爆地不明。
（サイズ：6×21.5×14）

3　石鹸

浜口町にあった三菱社倉浦上配給所（爆心地から約400ｍ）の跡地にて収集。「戦時石鹸」と刻印があり、高熱により変形している。 　
（サイズ：2×8×4）

4　牛乳瓶

岡町（爆心地から約400ｍ）にて収集。高熱と爆風により変形している。
（サイズ：15.5×7.5×6）

5　マリア像

熱線が当たった部分が黒く変色している。被爆地不明。
（サイズ：22.4×6.7）

6　瓶

平野町（爆心地から約360ｍ）にあった家屋の改装のため土を掘ったところ、土中のカメの中で発見された。
（サイズ：30.5×12×4）

7　カップ（金属製）

山里町（爆心地から約350ｍ）の自宅で被爆した方の遺体捜索中に収集したもの。
（サイズ：6×8.5×7）

8　柱時計

五島町（爆心地から約2.8ｋｍ）にて収集。原爆炸裂の瞬間、１１時２分を指して止まっている。
（サイズ：9.5×55×32）

9　服

三菱長崎兵器製作所大橋工場（爆心地から約1.3ｋｍ）の鋳物工場で被爆した人の遺品。顔の見分けがつかないほどに全身が焼けただれ、１０日後に亡くなられた。
（サイズ：3×48×69.5）

10　竹

爆心地から約2.5ｋｍ付近にて収集。被爆した竹の表面は、かずら、つる草の絡んだあとを白く残し一様に焼けている。
（サイズ：75.5×7.5×7.5）