長崎市 > 平和・原爆 > 長崎原爆資料館 > 常設展示室 > 核兵器のない世界

核兵器のない世界


C-3 核兵器の時代

 第二次世界大戦後の東西冷戦の中で、核兵器の開発競争がエスカレートし、核兵器によって戦争を抑止するという考えが生まれた。国際関係の緊張と共に多数の核兵器が配備されたが、一方ではこれを抑えようとする市民運動も大きな盛り上がりを見せた。  1990年代に入って、米ソの対立が変化する中で、表面化する各地の民族紛争や内戦を背景に、核兵器などの拡散や地域紛争での核兵器使用の危険性が心配されている。