平和学習に役立つ本のご紹介
母ははと子こでみる　アウシュビッツ
　こんにちの時点じてんで、あえてアウシュビッツを取とり上あげました理由りゆうは、第だい二に次じ大戦たいせん下かのもっとも残虐ざんぎゃくを極きわめる市民しみん大だい虐殺ぎゃくさつの、一方いっぽうが広島ひろしま・長崎ながさきの原爆げんばく投下とうかなら、もう一方いっぽうがアウシュビッツのガス室しつだと、私わたしは考かんがえるからです。しかも、そのおぞましい記憶きおくは1つの時代じだいの終おわりではなく、あるいはひょっとして、始はじまりではないかとさえ思おもえるのです。（編者へんしゃ「あとがき」より）
この本（ほん）は、現在（げんざい）草（くさ）の根（ね）出版会（しゅっぱんかい）から発行（はっこう）されています。